近くの山にカワトンボを探しに行きました。里山には、①「羽が黒光し、胸に赤い斑点、腹は紺色のカワトンボ」がいました。多分、ハグロトンボだと思います。そこから山に入りますと、②「腹がプラチナに輝き、羽は透き通った茶色で、先端近くに2mm程度の白の斑点があるカワトンボ」がいました。更に山の奥に入りますと、③「羽が黒で腹が緑に光るカワトンボ」がいました。ラッキーなことに3種類のカワトンボが見つかりました。
喜び勇んで帰宅し、名前を調べてみました。・・・私の図鑑にはカワトンボ科のトンボは11種類が載っていましたが、写真が小さく、名前を特定できませんでした。(涙) それで、当たりをつけながら、PCで調べてみることにしました。最初のトンボは、ハグロトンボで間違いないようですが、二番目と三番目はどちらもミヤマカワトンボで、オス(♂)とメス(♀)のようです。こちらが昨年の→ハグロトンボ(羽黒蜻蛉)です。(kake24 さんに、アオハダトンボとの違いを教えていただきました。) ①ハグロトンボ ■↓ハグロトンボのオス(♂)とメス(♀)だと思いますが、見分け方は分かりません。→両方ともメス(♀)のようです。 ②ミヤマカワトンボ メス(♀) ■カワトンボは羽を閉じてとまりますが、一瞬、羽を開く時があります。羽に付いた水滴を飛ばし乾かすためでしょうか。 ③ミヤマカワトンボ オス(♂)↑上のトンボとは別種かと思いましたが、そうではありませんでした。(涙1) この写真は、フォトショップで拡大したら、ピントが合っていない事に気づきました。お見苦しいとは存じますが代わりが無いのでお許しください。(涙2) 街中の住宅地でも池を作ると、直ぐにトンボがやって来て産卵し、翌年には、トンボの幼虫のヤゴを見ることが出来ます。以外にもトンボの繁殖力は強いのですが、このカワトンボに限ってみれば、きれいな水が流れている場所でしか見た事がありません。カワトンボが棲める環境をいつまでも守っていきたいですね。今回は、「カワトンボの大写し」で、虫がお嫌いな方には、虫酸(むしず)が走ったかも知れませんね。・・・「虫酸が走る」→「不快でたまらないほど嫌な気持ちになる。」と、辞書には書かれていました。そうかぁ!虫酸って、そういうことでしたか。昔から虫が嫌いな方が多かったということですね。
by katyoukusa
| 2008-12-20 22:27
| トンボ
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